未来の自分の身体はボロボロ?!そうならないために子どもの内に獲得したい能力
目次
未来の自分の身体はボロボロ?!そうならないために子どもの内に獲得したい能力
この記事では、取り返しのつかない怪我や病気をする前に、ご自分の身体と向き合う時間を少しでも持つ重要性を知っていただきたい、という内容を書いています。
そして身体と向き合う重要性を知るためには、経験者が自分の経験を伝える、根気よくその必要性を説いていく、そして気付きを与えるという活動が必要になってくるでしょう。
今回は筆者の経験から始まり、子どもの内に獲得したい能力をいくつか挙げ、皆さんの生活がより豊かになるための参考となっていただければと思います。
もちろん大人の方でも重要な項目ですよ!
筆者の身体ぼろぼろ人生
この記事を書いてます2019年9月現在SNSで自分の10年を振り返る、という記事が流行っているようです。
そこで自分の10年を振り返ってみるとこのようになりました。
23歳:大学院入学、パフォーマー目指す
24歳:パフォーマーに専念
25歳:身体が壊れ手脚が上手く動かなくなる、夢断念、鬱
26歳:卒業してインストラクター業に専念
27歳:仕事に専念
28歳:体調が悪くなる、鬱
29歳:スタジオ開業
30歳:身体回復し始める
31歳:身体についての啓蒙活動
32歳:人生観の変化
33歳:結婚
ストーリーが分かりやすいように11年分書いているのは置いといて、基本体調が悪くない時は精神的にも悪くなって上手く生活を回せていないことが分かります。
自分がやりたかったことができずに歯がゆい思いをし、自分らしさを発揮できずにどうしようもない焦燥感と虚脱感に苛まれたことを覚えています。
これが原因で今の業界(トレーナー、運動指導者)に足を踏み入れることになります。
自分の周りのトレーナーさんやセラピストさんも大なり小なりこのような体験がきっかけの一つとなって今の仕事をされていると良く聞きます。
身体に関わる仕事を始めてから、なぜ自分の身体が壊れていったのか、負担のかけないための身体の使い方はなにか、どういう生活をすれば身体が回復するか、などの知識と経験を自分に適用し、その結果徐々に心身が回復していき、生活の質がかなり上がりました。
そこで得た知識の一部を皆さんに紹介したいと思います。
姿勢が崩れる始めの部位
姿勢というものは色々な部位から連鎖的に崩れていくのですが、いくつかその出発点、ドミノの始めとなる部位があります。
それは、
・顎
・肋骨
・足部
です。
もちろん他の部位も色々な部位に影響を与えるのですが、この部位が大元というわけです。
というわけでその部位を上手く使えるようにする必要があります。
獲得したい能力①~顎を自由に動かせるようにする~
というわけで一つ目の顎です。
下顎を色々な方向に動かせるようにしましょう。
前にアイーンのように出したり、顎をなくすように後方にひっぱたり、
または左右にずらせるようになりましょう。
一方向動かして戻してを10回ほど行ってみましょう。
おそらく苦手な方向があると思います。
特に顎を引く動作は背骨をニュートラルポジションという重力に負けない姿勢にする特に必要な感覚の一つですのでぜひできるようにしておきましょう。
また左右で顎のバランスが違う方、顎が動かしにくい方の肩も連鎖的に動かしにくくなってしまいますのでぜひできるようにしておきましょう。
痛みが伴う方は無理をしないでくださいね。
獲得したい能力②~風船をすぐに膨らませる~
次は肋骨です。
その指標として風船をすぐに膨らませるか、が一つの指標になってきます。
これを素早く5回程度膨らまして、しぼましてを繰り返してみましょう。
しかしこれができないどころか風船が膨らませない子もいますよね?
そういう子は肋骨の姿勢が悪くなってうまく腹部と胸部の圧力を高められない状態になっています。
例として、しぼんだ風船はぺちゃんこですが、膨らむと重いものでも持ち上げてしまいますよね。
人間も同じで圧力がなくなると重力に負けて下がりたくなりますが、圧力が高まると上に伸びる力が働いてきます。
しかし人間様は生活をするためにぺちゃんこになってる暇はないので、圧力がない状態ではどうするかというと無駄に筋力を使って姿勢を維持しようとするわけです。
それが余計な疲労やケガの原因となるわけです。
上記の風船を膨らますことができない人は、おへその斜め下、下腹部の横辺りを指で押さえながら、その部分を膨らますようにして、息を風船を膨らますようにふーっと吐く練習をしましょう。
右の下腹部を押しながら10回程度、反対に左を押しながら10回程度できるだけ長く息を吐くようにして行いましょう。
左右で差がある人も多いと思いますので、膨らますのが苦手な方を特に練習してみましょう。
獲得したい能力③~爪先に対して膝が外に向けられる~
足の位置も大事です。
なぜなら身体が始めに地面から力を受ける場所であり、ここが歪んでいるとその上の部位がかなり無理をしてしまうからです。
積み木の始めの部分をななめに置くと後々積むとき苦労しますよね?それと同じことが身体にも起こるわけです。
というわけでその歪みを直す意識の一つとして
足の爪先に対して膝が外に向けられるようにすることです。
これができると足のアーチが持ち上がり、結果として力を上手く伝えられるようになったり、衝撃吸収が上手にできるようになります。
ちなみにこれは姿勢のことではなく、運動としてできるか?ということです。
おおよそ走ったりジャンプしたりするのが苦手な子はこの動きができないです。
だいたいの目安として足の人差し指辺りと膝の真ん中辺りから線が出てるとイメージして行ってみてください。
膝を軽く緩めて肩幅にし、親指のつけねを床から浮かさずに左右10回程度膝を外~内と捻る練習をしてみましょう。
写真のようにバンドをつけて外に開く練習もいいですね。
獲得したい能力④股関節の動きを良くする
上記の3つではないですが、以前紹介しました股関節の機能を良くするヒップヒンジもできるようになった方が良いです。特に腰痛持ちの方はできた方が良いですね。
こちらの記事からどうぞ。
studio-laughstyle.hatenablog.com
以上4点、身体の使い方の観点から獲得したい能力を書いてみました。
人によってはどれも難しいという方も結構いらっしゃいます。
あせらず少しづつできるように継続して行っていきましょう。
これらが小さいうちにできるようになってくると成長してからも身体に負担のかけづらい身体になり、筆者のようにケガで苦しむ可能性が少なくなってきますのでぜひチャレンジしてみましょう。
どうしてもできない方はお近くのトレーナーさんやセラピストさんに相談してみてくださいね。
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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ワンツーマンの動きの改善トレーニングに興味がある方はLaughStyleのレッスンもチェックしてみてくださいね。
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特にアスリートやこれからスポーツを始めたい方にお勧めのコースです。
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学習に影響を及ぼす子どもの内に改善しておきたいこと~触覚編~
目次
学習に影響を及ぼす子どもの内に改善しておきたいこと~触覚編~
人は生活するうえでの行動や、運動を獲得していくうえでたくさんのことを学ばないといけません。
しかし近年学習が上手くいかないお子さんが増えてきているのも確かです。
今回はなかなか生活行動や運動が上手くできないお子さんをお持ちの親御さんの方の手助けになればと思い、改善するべきことを感覚の中の触覚にしぼって例を挙げて紹介したいと思います。
先に結論を言ってしまえばスキンシップ大事です!ということです。
原子系から識別系へ
この章では少し難しいお話をします。
人間には原子系(本能的)という生きる上で必要な回路が備わっています。
例えば赤ちゃんの時には手でなにかを掴んだら食べようとする取り込み行動や、
嫌なものから逃げたり、闘争したりする回路が備わっています。
ただ、成長の過程で徐々にこれらの本能的な原子系から認知的な識別系の回路を優位にしていかなければなりません。
判断する、理解するなどの認知的な識別系を優位にすると本能的な行動が抑制されていくことにつながり、これが人間らしい生活や運動を学習する上で必要な状態となってきます。
原子系が優位になってしまうと
・ADHD(コミュニーケーション能力のつまづき)
・アスペルガー症候群(注意力のつまずき)
・学習障害(思考能力のつまづき)
・発達性協調運動障害(運動能力獲得のつまづき)
など、生活や学習に障害が出てしまいます。
嫌なことから逃げ続けたり、注意力散漫になったり、時には暴れたりしてしまうわけです。
子どものうちに改善したい身体の癖①~触覚防衛反応の改善
今日はその中の触覚防衛反応を紹介します。
人間の感覚には五感や動きの感覚、平衡感覚などがありますが、触覚が原子系優位になると、
・触られることが苦手、不快
・自己刺激行動
・感覚の鈍磨
・共感性、対人関係の発達の阻害
などの触覚防衛反応またはそれに付随する反応が起きてしまいます。
これらは生活や運動の学習を行う上で障害となりうる事項でしょう。
触覚防衛反応が強い子の特徴
触覚防衛反応が強い子の特徴として、
・特に頭、首、脇腹、爪や歯といった部分に触られるのが苦手
・子どもなら歯ブラシや爪切りされるのが苦手
・触れる素材に偏りがある
・コミュニケーション能力の欠如
・姿勢が悪くやる気がないように見える
・爪をかむ、髪の毛を抜く
・自分からは触りに行くが触られるのは苦手
などが言えます。思い当たる節はありますでしょうか?
触覚防衛反応を改善するには
本来これらは親とのスキンシップなどで徐々に原子系から識別系優位にしていかないといけないのですが、この防衛反応が強く出てしまうとなかなか上手くいきません。
これらを改善するための意識や遊びを教えたいと思います。
自分で触らせる、意識を向けさせる
人は他人からくすぐられることはあっても自分で自分をくすぐることはできません。
同様に自分で触る、そこに意識を向けるというプロセスを踏めば徐々に触られることにも慣れていきます。
具体的にはお子さんに歯ブラシを持たせてその手を誘導して歯ブラシをするなど、お子さんの手を操りながら触る、触る前にそこの場所を指して子どもの注意を引く、などが言えます。
触覚を識別系優位にするための遊び
遊びとしては、皆さんも小さいころ行ったことがあるのではないでしょうか?背中に文字や数字を書いてそれがなにかを答えるというゲームです。
背中に集中させる、なにを書いているのかを考えさせる、その過程で識別系を優位にし、同時に触られることにも慣れさせていくことができます。
年中さんくらいなら数でもいいですし、小学生でできる子ならひらがなや漢字などにしても良いでしょう。
コツは分かるように大きくゆっくり書いていくことです。
また、書く方もどうやったら相手に分かるように書けるかということを意識させると、共感能力やイメージ通りに身体を操作する能力などが育まれるでしょう。
筆者のレッスン中の経験談
筆者はトレーニングやアクロバットやダンスなど様々なことを教えていますが下記のようなケースが良くあります。
触られることやコンタクト系の動作が苦手な子は
・無口だったり、他の人が言っていることに対して反応がない、または薄いことが多い。
・聞いて理解する、話したり質問するといったコミュニケーションが苦手なために学習に障害が起こる。
・自分の世界に入ってしまい視野が狭くなりやすい。
・補助の際に過剰な反応が起こるので滑らかな動作の獲得に支障が出る。
・肌に対してとても強い原子的な反射が残っていると、シャツが肌に触れる刺激だけでも身体が反応してしまうため、常に落ち着きがない、じっとしてられず、結果集中力が落ち先生の話を聞けない、理解できない。
・他人と一緒に作業するのが苦手
など学習を阻害してしまっているケースが良くあります。
これらは適切な運動を通じて改善していきますが、上手く順番を考えて指導しないと運動ができなかったり、人とのコミュニケーションが面倒くさくなってその場に来ること自体が嫌になってしまうこともあります。
自分も知識を知る前はこれらの子にその都度話したり怒ったりした時もあるのですが、触覚防衛反応が起きているからこうなっているということを理解すると子どもに対する理解や行動も良い方向に変わり、対応が少しづつできるようになってくるのではないでしょうか?
最終的には親とのスキンシップが重要
ここまで書いてきましたが、とはいえレッスンで行うには限界があります。
そこで親御さんにお願いしたいのは、月並みな内容ではありますが上記のことに注意をしながらお子さんとのコミュニケーションやスキンシップの時間を継続的にとっていただきたいということです。
このような効果があると知った上で行うとより効果も高まりますしね。
常には無理かもしれませんが、気づいた時には抱きしめてあげたり、手をつないであげたりしてあげてくださいね。
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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毎週水曜日と木曜日はニューバランスアリーナさんにてトレーニングクラスを開講しています。
体験も無料ですので興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。
【レッスン①】低学年向けトレーニングクラス
日時:毎週水曜16:30~17:30 対象:年中~小学3年生
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・講師:西村惣一
【申込み方法】
件名に「レッスン名」、本文に①お名前、②学年、③希望クラス、④希望月を
ご記入の上、アドレス「studio.laughstyle@gmail.com」までお申込み
ください。
『ICHI&LaughStyleスペシャルワークショップ』告知
目次
~一流ダンサーの動きの秘密を伝授するトレーニング&ダンスWS~
『ICHI&LaughStyleスペシャルワークショップ』
なんと6月に世界でも活躍されてますICHIさんとLaughStyleが手を組んでスペシャルワークショップを行うことになりました!
ICHIさんの活動、活躍はこちらから
studio-laughstyle.hatenablog.com
内容を簡単に説明すると、私西村のダンサーのためのケア&トレーニングWSと、ICHIさんのLockダンスWSです。
以前からICHIさんと議論は積み重ねていたのですが、やはりダンサーさんは身体に負担のかからない動き方や身体の知識をある程度知ってダンスに活かす方法を知っておいた方が絶対良いよね、という話になりこのWSを開くことになりました。
ICHIさんのレッスンの感想にもその考え方が載っています。
studio-laughstyle.hatenablog.com
トレーニングやケアをした方が良いとは誰しもが考えるとは思うのですが、では自分のダンスライフにどう落とし込むの?というところを2人でカバーできたらと思っています。
またICHIさんの動きの秘密を身体の観点からより細かくお伝えできるかと思います。
大人向けではありますがダンスと身体に対して造詣を深めたい方、ぜひぜひ参加をお待ちしています!
ワークショップ詳細
【日時】
6月15日(土)
①ダンサーのためのトレーニングWS 17:00~18:30
講師:西村(コンディショニングスタジオLaughStyle代表)
②格好良いLockを踊るためのダンスWS 18:40~20:10
講師:ICHI(茨城を代表する世界で活躍するLockダンサー)
終了後 質疑応答 個別練習等 ~20:30
【場所】
スタジオLinK(〒300-0832 茨城県土浦市桜ヶ丘50-21日の出ビル2F(久月様2階))https://studio-link.net/
【参加費】
1レッスン2500円 2レッスン参加で4000円
【対象】
18歳大学生以上、ダンス経験者
【定員】
10名程度
【持ち物】
飲み物、タオル、内履き等
【内容】
①トレーニングWS:首の可動域を上げる、肩の可動域を上げる、手を楽に使う、ダンサーがケアすべき部位等…
②LockWS:Lockダンス基礎、講師のようにLockダンスを踊るコツ、体に負担が少なくシャープに踊るには等…
【申込み方法】
メール「studio.laughstyle@gmail.com」宛に
①お名前 ②電話番号 ③参加WSの番号 ④あれば教わりたい内容
をご記入の上申込みください。
もしくはどちらかの講師に直接お問い合わせください。
【申込み期限】
5月20日(月)10:00~6月9日(日)24:00
【連絡先】
〇ICHI
[Mail] boog_ichi@yahoo.co.jp
〇コンディショニングスタジオLaugh Style 代表:西村惣一
[TEL] 070-6521-0908
[Mail]studio.laughstyle@gmail.com
[URL]http://laughstyle.wix.com/studiolaughstyle
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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スタジオLaughStyleでは身体の使い方やトレーニングのワークショップ指導も行っています。
競技者のためのケガをしない身体の使い方、早く走るためのワークショップ、可動域を上げる練習方法、安定性を上げるトレーニング等、ワークショップのご相談はお気軽にご相談ください。
コンディショニングスタジオLaughStyle
studio.laughstyle@gmail.com
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【日時】
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①ダンサーのためのトレーニングWS 17:00~18:30
講師:西村(コンディショニングスタジオLaughStyle代表)
②格好良いLockを踊るためのダンスWS 18:40~20:10
講師:ICHI(茨城を代表する世界で活躍するLockダンサー)
終了後 質疑応答 個別練習等 ~20:30
【場所】
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1レッスン2500円 2レッスン参加で4000円
【対象】
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①トレーニングWS:首の可動域を上げる、肩の可動域を上げる、手を楽に使う、ダンサーがケアすべき部位等…
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体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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スタジオLaughStyleでは身体の使い方やトレーニングのワークショップ指導も行っています。
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コンディショニングスタジオLaughStyle
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パワーポジションの基礎となるヒップヒンジの練習方法
目次
パワーポジションの基礎となるヒップヒンジの練習方法
バスケットや野球などでよく使われる力の入りやすい姿勢と言われるパワーポジション。
簡単に説明すると、
・頭から骨盤までまっすぐの姿勢
・股関節から曲げて重心を低くする
・種目によって脚をワイドに広げて左右の動きにも対応できるようにする
・膝はつま先より先に出さない。種目によってはくるぶしの上あたりで膝を止めておいて曲げる
という姿勢です。
ヒップヒンジとは
今回はそれの基礎となるヒップヒンジの練習方法です。
ヒップヒンジとは股関節から蝶番のように曲げ伸ばしする動作のことを指します。目的によって多少変わりますが基本は・股関節から曲げる・頭から骨盤まで一直線(背骨の良い姿勢はS字ですが、重力線上に揃うという意味で)は共通して言えることでしょう。というわけでヒップヒンジの練習方法をこちらの動画で4つほど載せています。
ヒップヒンジができるようになると得られる効果
ヒップヒンジができると
・腰痛の改善
・ジャンプ力アップ
・走力アップ
・脚のコントロール力アップ
・コンタクトに強くなる
などにつながってきます。
良くある悪い例
・腰から曲げてしまう
・肩が前方に出て背骨がつられて曲がってしまう
・膝が前に出る
・膝が内股になってしまう
などがよくある悪い例です。鏡を見ながらしっかりチェックしながら行ってみましょう。
できないと怪我につながる
ヒップヒンジを使う使わないは種目によりけりかもしれませんが、少なくともヒップヒンジの動きができないということは怪我をしやすいということは確実に言えます。
なぜなら人体で一番大きな力を発揮できる股関節を上手く使えないので、その代償が腰などに出てしまうからです。ぜひ皆さんもできるようにチャレンジしてみましょう😊
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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スタジオLaughStyleでは身体の使い方やトレーニングのワークショップ指導も行っています。
競技者のためのケガをしない身体の使い方、早く走るためのワークショップ、可動域を上げる練習方法、安定性を上げるトレーニング等、ワークショップのご相談はお気軽にご相談ください。
コンディショニングスタジオLaughStyle
studio.laughstyle@gmail.com
縄跳びスタジオでのアクロバットワークショップ
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縄のまっちゃんのスタジオでのアクロバットワークショップ
愛知県蟹江町にあります縄跳びの第一人者でシルクドソレイユでに活躍されていた粕尾さん(縄のまっちゃん)
のスタジオでアクロバットの指導をしてきました。
縄跳びの種類にも普段学校で行っているような単縄と、2本のロープを回して中で跳ぶダブルダッチなど種類があるのですが、こちらのスタジオでは主に単縄を指導されています。
どうせ学校での縄跳びでしょ?という感覚で見てしまいがちですが、実際の演技を見ると度肝を抜かします。
https://www.youtube.com/watch?v=IeNSli6TWJs
4重跳び5重跳びを行ったり、空中で回りながら跳んだり、複雑に腕を絡ませて跳んだり、はたまた新体操のロープのように巧みに縄を操ったりと、もはや一般人からすると何が行われているか分からないレベルです。
そんな縄跳び競技の中でも側転や宙返りを取り入れて演技を行うとのことですので今回アクロバットを指導させていただきました。
前半はトレーニング三昧
今回は3時間のワークショップということで前半約90分はひたすら体をうまく動かすため、怪我をしないためのトレーニングや体の使い方を行いました。
体をどのように使えば楽に動かせるようになるのか、ということをしっかりトレーニングを通して体験しました。
例えば顎の使い方で肩の柔らかさも変わってきたりとか、足のアーチを高めることによって股関節が動かしやすくなるなど、色々な部位の関係を知れたのではないのでしょうか?
このようにどの部位をどのように動かせば関連した別の部位が動かしやすくなる、という知識と体験を積み重ねていくと練習のクオリティが上がっていきます。
今はまだ難しいかもしれませんが、そういう思考回路を作っていくことは成長してもうひと段階上手くなるために、自分自身で考えて練習をしていくために大事なことだと考えます。
先生に厳しく指導されないと上手になれない生徒になってしまうのは、将来のことを考えても良くないことは明白でしょう。
後半やっとアクロバットの技練習
前半のトレーニングで動きと指導の言葉が入りやすくなるように準備をしたら、実際にアクロバットの練習を行っていきます。
例えば手を伸ばす際、トレーニングで使った手の感覚を利用して伸ばさせたりであるとか、背骨の使い方をトレーニングで行った顎の使い方から意識させたりであるとか、できるだ関連性を持って指導しました。
中にはブリッジが柔らかくなったり、
バック転ができるようになったり、曲がっていたロンダードがまっすぐできるようになった子もいたりして、それぞれの子にとって成長の見えたワークショップになったのではないでしょうか?^^
自由時間で個別への指導とアドバイス
全体のトレーニングが終わった後は個別への指導を行いました。
基礎のトレーニングから一歩踏み込んでより個別の特徴に対応するためです。
中には複数の可動域制限や機能制限があって、一つのトレーニングをしても改善しないという方もいます。
その場合はそれらを改善するトレーニングを複数行い、全身の歯車が回り始めるのを助ける、という感覚で指導します。歯車が回らないのに無理やり行っては壊れてしまいますから、全身が連動するという感覚を植え付けるように手助けをします。
彼の場合は膝の成長痛もあってなかなかブリッジの動きが改善されなかったのですが、脚の感覚を変えるストレッチと股関節周りのストレッチを入れて練習をさせるとパフォーマンスが上がりました。
このように基本的な身体の機能は共通していますが、人によって+アルファで原因や程度も様々ですのでそれらを見極める必要があります。
縄のまっちゃんのマジック
今回ワークショップを行ってみて感じたのは皆さん練習熱心であること。
とにかく休憩時間もひたすら練習しています。
ともすれば保護者の方も一緒になって熱心に教えてもらったことをメモしたり質問したりして、それを実践しています。
指導者のエゴを押し付けない、子ども達のモチベーションと可能性を押し上げ、上手になる環境を整えるというスタイルを実践されており、筑波大学で体育科教育を勉強され、日々指導について考え実践されている粕尾氏の指導方法が生きているのだなと感じました。
逆にこちらも勉強させていただきました。
道を示せるのが指導者である
今回のワークショップではとにかく自分を知ること、知識を得ること、考えることをテーマに指導させていただきました。
どういう動きがしたくて、自分には何が足りなくて、何を行えばいいのか、という関連付けができると練習の課題が明確になり、しいては質の高い練習につながります。
これができるとケガを予防できたり、効率の良い練習ができるようになります。
今の情報化社会、あっという間に知識を得て上手くなる人はどんどん上手くなります。
成長できるスピードは早いに越したことはないです。
後はそれに思考をめぐらす、ということを少しづつできるようになると有意義な競技生活が送れるのではないでしょうか?
そして粕尾氏のように指導者が道を示し、その歩き方を教えたら生徒さん自ら歩く仕組み作りをする、ということも大切なのだと思います。
ぜひ皆さん楽しい競技人生を過ごせるようがんばってください^^
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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コンディショニングスタジオLaughStyle
studio.laughstyle@gmail.com
さくらとコンディショニングとウォーキングを楽しむ~イベント報告~
目次
イベント報告
さくらとコンディショニングとウォーキングを楽しむイベントを開催しました。
参加された皆様お疲れ様でした。
スタジオの近くにさくらの名所があるのにもったいないということでさくらや自然を感じながら五感をふるに刺激してコンディショニングとウォーキングとお花見をしてきました。
歩いたり動いたり花見したり
今回は谷田部車庫近くのスタジオに集合し、足のコンディショニングでバランス能力を整え、その後20分程ウォーキングをし、さくらの下でストレッチや呼吸のトレーニングを行いました。その後花見をしながら食事をしながら参加者の皆さんで気持ち良い日差しの中お話をしながら交流をしました。
桜の色彩と重なり合う木々の移り変わりを感じながらのウォーキングはとても脳に気持ち良い刺激を与えてくれ、身体の重さを忘れさせてくれそうでした。
「休む能力」を獲得する
この忙しい情報化社会の中で緊張しっぱなしの身体に、休むことを教えることはとても大事なことです。
なにもせずにただリラックスする時間を取るというのはある意味贅沢なのかもしれませんが、休むことができる脳と身体を作ることはかなり重要です。
ずっと走りつづけているそこのあなた、たまには立ち止まって周りの景色を見て深呼吸してみませんか?
もしかしたら少し足取りが軽くなるかもしれませんよ?
体が動きたくなるような楽しい人生を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LaughStyle 西村
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スタジオLaughStyleではコンディショニング指導も行っています。
姿勢が悪くて困っている
肩こりや腰痛がなかなか取れない
ストレスが溜まって疲れている
そんな方を対象に
姿勢、動作、呼吸をストレッチやトレーニング指導で改善していきます。
初めての方にはトライアルレッスンも行っていますので、ぜひつくば市の谷田部、みどりの、万博記念公園、牛久近辺の方はスタジオHPをチェックしてみてくださいね^^
https://laughstyle.wixsite.com/studiolaughstyle/blank-c1cs8